お仏壇の処分ってどうすれば良いの?
こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
今回の仏事のギモンは
『お仏壇の処分について』です。
昨今ではお手元のお仏壇の処分を検討される方が増えてまいりました。
その主な理由として
お仏壇を継ぐ人が居なかったり、小さいお仏壇に買い換えたりされるみたいです。
お仏壇の処分について下の三項目に分けて
分かりやすく説明致します。
- お仏壇のご本尊のご供養
- お仏壇内にある仏具について
- お仏壇そのものの処分について
1.お仏壇のご本尊のご供養
お仏壇の中央奥には、ご本尊となる仏像もしくは絵像が飾られています。
また中央のご本尊を挟むように左右に仏様や僧侶の絵像などが飾られていることもあります。
これらの仏像や絵像は、お世話になっている菩提寺へ
供養をお願いすると良いでしょう。(他宗派で閉眼供養と呼ばれるものです)
宗旨によってお勤めの差異はありますが
ご相談頂ければ然りとお勤め頂けるかと思います。
2.お仏壇内にある仏具について
お仏壇には『おりん』『瓔塔』『香炉』『打敷』などの仏具
また、お経本をはじめとする経典があります。
これらの仏具や経典は上記のご本尊と同じく
まずは菩提寺へご相談ください。
仏具に関しては仏具屋でもお扱い頂けます。
3.お仏壇そのものの処分について
ご本尊や仏具、経典を除いた
残りのお仏壇(筐体)そのものは
自治体の定めるごみの処分が可能です。
例えば、南宗寺のある大阪市では、お仏壇の筐体は粗大ゴミとして
行政のゴミ収集業者が回収されます。
ただ、ご先祖様のいらっしゃったお仏壇をゴミとして外に出すことに
抵抗のある方もいらっしゃるかと思います。
その際は、主に仏具屋へご相談いただければと思います。
仏具屋でも回収していただけます。
ご参考のうえ、ご家族の皆様とご相談頂ければと思います。
合掌