【令和三年】南宗寺永代経法要勤修の報告
こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
5月22日(土)に南宗寺本堂にて永代経法要を勤修致しましたので、ご報告致します。
なお、法要を勤修するにあたり南宗寺では
下記の新型コロナウイルスの感染対策を実施した上で
門信徒の方々にお参りいただきました。
新型コロナウイルス対策について
南宗寺では事前に下記五点の内容を
門信徒の皆様にご案内いたしました。
- 館内消毒・換気を行い、間隔あけて席を配置します
- アルコール消毒液の設置します
- 検温・マスク着用を徹底します
- できる限り1名様の参拝にてお願いします
- 読経の発声はご遠慮願います。法要中はお経本を目で追うにとどめてください
その上で、法要当日は下の写真のように
パーティションを各席に配置し
ビニールシートにて各席を区切ることで
飛沫防止を徹底致しました。
永代経法要の様子
南宗寺本堂に、事前にお預かりした
門信徒皆様のご先祖様の芳名をお書き頂いた
法名帳を奉献した上で
正信偈のお勤めをいたしました。
お勤め中に、御門徒の皆様にはお焼香をご案内致しました。
法要後、別修永代経懇志を御進納頂いたご親族代表者様に
お扱い伝達を行いました。
永代経法要とは
一般的に永代経法要とは『ご先祖様の御供養法要』として
多くの方に周知されている法要です。
しかし、本来の永代経法要とは、永代読経(えいたいどっきょう)の略で
「末永く(永代に)お経が読まれる」という意味です。
永代に仏の教えが伝えられることを願って勤められる仏事です。
どなたかが亡くなられた折、残った遺族が、
先立っていった故人に思いを馳せ、「仏法興隆」の願いをかけます。
お寺はその願いに応え、永代経法要を勤め、教化伝道の法座を開きます。
尊いお念仏のみ教えを伝えて下さった先人の遺徳を偲び、子孫が聞法に励んで、
その法灯を子孫末代にまで伝えていってこそ、その名の通り『永代経』と言えます。