春のお彼岸のご案内

こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。

今月の17日~23日は春季彼岸会です。

お彼岸って何?

彼岸とは古代インドの言語、サンスクリット語でParamita(パーラミター)といい、
この言葉が中国で「到彼岸」と漢訳されたものが今に至ったものです。

彼岸とは「最高の状態」という意味で、すなわち「悟りの状態」を表しています。
この彼岸に対する言葉を此岸(しがん)といいますが、これは「迷いの世界」のことで、現世のことを指しています。
すなわち彼岸とは此の岸から煩悩の河を渡り、彼の岸に至る道を知り学ぶ仏縁です。

3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」の前後3日間を合わせた1週間がお彼岸の期間です。
それぞれの初日を「彼岸入り」、終日を「彼岸明け」、春分の日・秋分の日を「中日(なかび・ちゅうにち)」といいます。

春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」
秋分の日は「先祖をうやまい、亡くなった人々を偲ぶ日」と言われております。

また多くの人は、亡くなられた故人を偲び
お墓や納骨堂にお参りされる、大切な仏縁の時期です。

コロナ禍でなかなかお参りしづらい現状・・・

お墓や納骨堂にお参りしたいけど
コロナ禍が怖くてなかなか外に出づらい。
とお思いの方も多いかと存じます。

直接、故人様の眠られるお墓・納骨堂に赴くことが出来なくても
例えば、ご自宅のお仏壇にて手を合わせていただき
故人様をお偲びいただければと思います。

皆様が少しでも心穏やかに
春のお彼岸をお過ごしなられますよう
心より念じ申し上げます。

合掌

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