改葬って罰当たりでしょうか?

こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。

今回の納骨・改葬のギモンは『改葬は罰当たりなのか』についてです。

改葬とは前回お伝えしたとおり、改葬とはご遺骨のお引越しのことです。
ときおり墓じまいとも呼ばれます。

改葬に興味はあるけど
一度お墓に納骨したのに、再度ご遺骨を移すことを“ダメなこと”と感じ
躊躇してらっしゃる方もいるそうです。

改葬は決して罰当たりなことではありません

改葬はいたずらにお墓を荒らす、卑劣な行為ではありません。

変わっていく環境の中で、お参りも難しくなってしまった
お墓に眠られる故人様を、放っておくことなく大切に偲ぶための改葬です。

この行為に罰当たりなことなどありませんし、決してダメなことではありません。

少なくとも浄土真宗においては
改葬を咎めたり諫めるような教えはありません。

社会問題にもなっているお墓の無縁仏

昨今のニュースでも度々目にする、無縁仏という言葉があります。
無縁仏とは、お墓の管理者との連絡がつかなくなり
誰にもお参りされることがなくなったお墓のことを言います。

お墓を見守る方が亡くなり、誰にも引き継がれることなく
無縁仏となってしまったお墓もあれば
管理者がお墓より遠方に暮らし、時が流れるにつれ
縁が途切れてしまったお墓もあるようです。

改葬は、この無縁仏の問題に対する一つの解決策ではないでしょうか。

お墓を管理する方の負担を減らし、よりお参りしやすい環境を整える。
そうすることで、悲しい無縁仏という状態を防ぐことが出来るのであれば
改葬は罰当たりどころか、大変に素晴らしいものだと思います。

改葬をダメなこと、罰当たりなこと等
ネガティブなイメージを持っておられる方に
決してそんなことはないのです。とお伝えできればと思いまして
このような記事を書かせていただきました。 

合掌

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